えばろぐ v2.9をリリースしました

えばろぐのv2.9をリリースしました。

Evernote SDKの最新版(1.1.0)を利用したため、本バージョンより、iOS5.0以降の対応とさせて頂きました。

 

本バージョンでは、ノートに任意の位置情報を設定できるようにしました。今までは、「位置情報の送信」をオンにした場合に、その時点の位置を取得して自動的に送信していたのですが、今いる位置だけでなく、任意の位置を設定して送信できるようになりました。

 

あまり使われる機会はないかもしれませんが、あるユーザーさんから、子供が学校で描いてきた絵を写真に撮ってEvernoteに残しておきたいけど、その時に学校の位置情報を付加して送りたいとリクエストがあり、実装した次第です。

公式アプリでも位置の設定はできるんですが、今回はテンプレートにも位置の初期値を設定できるようにしたので、このユーザーさんのように場所がある程度固定されている場合は、便利かも知れません。

 

位置情報を設定するには、ノートの作成画面で、「位置情報の送信」のチェックボックス右にある、ピンのマークをタップしてください。(ちょっとアイコンが小さくて押しにくいですが...)

everlog_note_0.png

マップ画面が表示されるので、適当な位置にピンを置いて場所を設定してください。その場所が、ノートの位置情報としてEvernoteへ送信されます。

everlog_map.png

ただ、この場合でも、例えば写真のフィールドを使っていて、そのフィールドで、「ノートの位置情報に使用する」設定にしていた場合、写真の位置情報が優先されますので注意してください。

 

テンプレートに予め位置を設定しておきたい場合は、テンプレートの編集画面で、初期位置の行をタップしてMap画面を表示して設定してください。

everlog_template.png

以後、そのテンプレートを使って作成したノートには、テンプレートで指定した位置が初期設定されます。位置は上でみたようにノートの作成画面で変更することも可能です。テンプレートに位置を設定しない場合は、これまでと同様、ノート作成時の位置が自動で取得されます。

 

ということで、新機能の紹介でした。